所員と夢を語り合う
今日から所員が増えました。
すべてはお互いの夢を語りあうことから始まります。
夢を持っていれば夢を実現するために色んな壁を乗り越えられるからです。
夢を持っていれば些細な出来事も、なにくそこんなのに負けていられるかと根性がつくからです。
挫けそうになった時夢が実現された時のことを想像するのです。
夢を実現するのは本人ですが、夢を実現する手助けはできます。
日頃お客様の夢の実現をお手伝いしているのですから。笑。
親方として所員の夢を知っておくのも仕事のうちです。
次に長期の計画を決めます。将来どんな設計をしたいのか、どれくらい収入を得たいのか。
どのような仕事をして、どんな車に乗って、どんな家に住んで と考えるとワクワクします。
10年間の計画 目標を明確にすれば、逆算して5年後 3年後 1年後は何をしていなければならないのかが分かります。
吉田松陰の名言
夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし。
よって夢なき者に成功なし。
私は建築家 安藤忠雄が大好きです。
安藤がある本の中で次のように述べています。
「人間というものは、考えて苦しみ、考えて苦しみ、苦しみつつも前進しながら生きていく。
そしてその間に、生きる喜びを味わいながら、社会の理不尽への怒りを乗り越えていかなくてはならない。
その思いの深さ、情熱の激しさが人間の生の原動力になる。
私はずっとそう思っているわけです。
建築家と言うと芸術的な仕事のように思われがちですが、実はこれほど現実的でドロドロした仕事はありません。多くの人間と、何より多額のお金が動きますから。
いくらいいアイデアが頭にあっても、経済や法律といった、いろいろなしがらみがあってなかなか思い通りに進まない。
その時、動かない仕事を動かすのが、人間力 なんです。
周囲の人間を巻き込んで、何とかしてもこれを作り上げるのだという気迫、デザイン力を超えた個人の情熱の力です。
私は、デザイン力の評価は別として、この 思い の強さは、誰にも負けない自信があります。
これから建築をやっていこうという若い人にアドバイスをするなら、
建築の勉強と一緒に、もっと人間を学べと言いたい。
いろんな人に会って、いろんな話をして、いろんな体験をして。
その意味では本を読むこともとても大事ですよ。
専門にとらわれず、人間の生き方、価値観を問うているような深みのある本をね。
例えばヘミングウェイの 老人と海 長い間不漁が続いている漁師が海に出る。
85日目にようやく巨大なカジキマグロに出会い、3日間死闘を繰り広げた挙句にどうにか仕留める。
けれども港に戻る間に、船で引いてきた獲物はサメに全部食い荒らされてしまって、頭と尾っぽしか残らない。
3日間不眠不休で労働した結果が何もない。
でも、そこには海で闘ってきた男のロマンがあるでしょう。
ある面で英雄的で、ある面で悲劇的で、老人がカジキマグロを捕りに行って帰ってくる間に、人生のすべてがあるような気がするんですね。
ヘミングウェイが言いたかったのは、
結局人生とは、 挑戦 であり、だからこそ生きることは面白い、ということじゃないかな・・・。
それが人生の真理なのだと。」
以上
将来、独立することを前提に当事務所で建築を学ぶという 決断 挑戦。
建築の仕事は右に行くのか左に行くのか常に決断しなければなりません。
25歳にして素晴らしい 決断 挑戦 だったと思います。
当事務所では設計監理はもちろんのこと施工管理も同時に学べます。
普通の人が10年かかるところは5年、5年かかるところは3年、3年かかるところは1年で習得してもらいます。
独立するにはリスクを伴いますが、可能性は無限にあります。
私も所員に越されないように挑戦し続けます。
数年前建築家 安藤忠雄の講演を聞きに行きました。
その時サミエル・ウルマンの青春の詩を紹介されました。
サントリー 元会長 佐治 敬三さんからサントリー・ミュージアムを設計依頼された際この詩を心に刻んでおけと教えられたそうです。
「青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽迎、事に處する剛毅な 挑戦、小児の如く求めて止まぬ 探求心、人生への 歓喜と 興味。
人は信念と共に若く
人は自信と共に若く
希望ある限り若く
疑惑と共に老ゆる
恐怖と共に老ゆる
失望と共に老い朽ちる
と言う詩です。
情熱を持って生きていかなければなりません。
私もこの詩を心に刻んで生きていきます。
ザハ ハディド(ZAHA HADID) ロンドンに事務所を構える女性建築家です。
東京オリンピックのメイン会場 新国立競技場を設計しました。(安藤忠雄が設計コンペの審査委員長)
ザハ ハディドの作品についても語り合いました。
すべてはお互いの夢を語りあうことから始まります。
夢を持っていれば夢を実現するために色んな壁を乗り越えられるからです。
夢を持っていれば些細な出来事も、なにくそこんなのに負けていられるかと根性がつくからです。
挫けそうになった時夢が実現された時のことを想像するのです。
夢を実現するのは本人ですが、夢を実現する手助けはできます。
日頃お客様の夢の実現をお手伝いしているのですから。笑。
親方として所員の夢を知っておくのも仕事のうちです。
次に長期の計画を決めます。将来どんな設計をしたいのか、どれくらい収入を得たいのか。
どのような仕事をして、どんな車に乗って、どんな家に住んで と考えるとワクワクします。
10年間の計画 目標を明確にすれば、逆算して5年後 3年後 1年後は何をしていなければならないのかが分かります。
吉田松陰の名言
夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし。
よって夢なき者に成功なし。
私は建築家 安藤忠雄が大好きです。
安藤がある本の中で次のように述べています。
「人間というものは、考えて苦しみ、考えて苦しみ、苦しみつつも前進しながら生きていく。
そしてその間に、生きる喜びを味わいながら、社会の理不尽への怒りを乗り越えていかなくてはならない。
その思いの深さ、情熱の激しさが人間の生の原動力になる。
私はずっとそう思っているわけです。
建築家と言うと芸術的な仕事のように思われがちですが、実はこれほど現実的でドロドロした仕事はありません。多くの人間と、何より多額のお金が動きますから。
いくらいいアイデアが頭にあっても、経済や法律といった、いろいろなしがらみがあってなかなか思い通りに進まない。
その時、動かない仕事を動かすのが、人間力 なんです。
周囲の人間を巻き込んで、何とかしてもこれを作り上げるのだという気迫、デザイン力を超えた個人の情熱の力です。
私は、デザイン力の評価は別として、この 思い の強さは、誰にも負けない自信があります。
これから建築をやっていこうという若い人にアドバイスをするなら、
建築の勉強と一緒に、もっと人間を学べと言いたい。
いろんな人に会って、いろんな話をして、いろんな体験をして。
その意味では本を読むこともとても大事ですよ。
専門にとらわれず、人間の生き方、価値観を問うているような深みのある本をね。
例えばヘミングウェイの 老人と海 長い間不漁が続いている漁師が海に出る。
85日目にようやく巨大なカジキマグロに出会い、3日間死闘を繰り広げた挙句にどうにか仕留める。
けれども港に戻る間に、船で引いてきた獲物はサメに全部食い荒らされてしまって、頭と尾っぽしか残らない。
3日間不眠不休で労働した結果が何もない。
でも、そこには海で闘ってきた男のロマンがあるでしょう。
ある面で英雄的で、ある面で悲劇的で、老人がカジキマグロを捕りに行って帰ってくる間に、人生のすべてがあるような気がするんですね。
ヘミングウェイが言いたかったのは、
結局人生とは、 挑戦 であり、だからこそ生きることは面白い、ということじゃないかな・・・。
それが人生の真理なのだと。」
以上
将来、独立することを前提に当事務所で建築を学ぶという 決断 挑戦。
建築の仕事は右に行くのか左に行くのか常に決断しなければなりません。
25歳にして素晴らしい 決断 挑戦 だったと思います。
当事務所では設計監理はもちろんのこと施工管理も同時に学べます。
普通の人が10年かかるところは5年、5年かかるところは3年、3年かかるところは1年で習得してもらいます。
独立するにはリスクを伴いますが、可能性は無限にあります。
私も所員に越されないように挑戦し続けます。
数年前建築家 安藤忠雄の講演を聞きに行きました。
その時サミエル・ウルマンの青春の詩を紹介されました。
サントリー 元会長 佐治 敬三さんからサントリー・ミュージアムを設計依頼された際この詩を心に刻んでおけと教えられたそうです。
「青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽迎、事に處する剛毅な 挑戦、小児の如く求めて止まぬ 探求心、人生への 歓喜と 興味。
人は信念と共に若く
人は自信と共に若く
希望ある限り若く
疑惑と共に老ゆる
恐怖と共に老ゆる
失望と共に老い朽ちる
と言う詩です。
情熱を持って生きていかなければなりません。
私もこの詩を心に刻んで生きていきます。
ザハ ハディド(ZAHA HADID) ロンドンに事務所を構える女性建築家です。
東京オリンピックのメイン会場 新国立競技場を設計しました。(安藤忠雄が設計コンペの審査委員長)
ザハ ハディドの作品についても語り合いました。
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